足立区maniac’s スタッフ山岸です
久々のご紹介です、わたらせ樹脂工房ハンドルノブ。。
今年はわたらせ樹脂ノブ、受難の年であります。生産数が圧倒的にすくない!
様々な影響を受けての状況ですが、需要と供給のバランスが大幅に崩れております;;
そんな中でのご紹介になります。
(写真は全て表裏の両面を撮影しております、可能な限り現物に近づけておりますが
若干の色味の差はご了承下さい。)
いたってシンプルな王道花梨瘤
頭の一部に白のポイントが入っているもの
こちらは逆に黒いポイントがトップに入っているもの
カエデですね、楽器なんかでも非常によく使われているメイプル。
※余談ですが、楽器ではきらびやかな明るい音が出ます。
模様の出方によって呼び名が変わりますが、今回はバーズアイ。鳥の目のような模様が特徴。
写真は1個分ですが、ほぼ変わらない模様のものがもう1個あります。
その名の通り紅白模様が美しい花梨瘤。どの部分で切り取るかで様々な表情を見せます。
特に瘤材は内部のうねりがありますので、
実際は製作家さんでも形が出るまでは分かりません。
樺科の木、バーチというのがそういう意味です。樺科の植物ならではの理由があります。
メイプルなどでもみられる白い波打つ模様は、樹木の繊維が作り出す模様ですが、
このバーチの黒い筋。これは元々あった訳ではなく、樹木が育っていく過程で虫の幼虫が
モグモグした後なのです。ということはある程度樹木が若く柔らかい段階に出来ているということになります。
ここでバーチならではのマスールになる過程があるのですが、モグモグ後を自己再生していく過程で
出来ていった模様なのです。
虫食いだらけの木材は見かけますが、それは修復が出来ない種であるということでした。
皆様のご来店、ご注文をお待ちしております
マニアックス 03-6807-1191
山岸